用語の説明

安静時心拍数
安静時に1分間に心臓が鼓動する回数です。
成人は一般に60~80のことが多いですが、アスリートを中心に60未満となることも多いです。
デバイスがない場合、安静時に自分の脈拍数を数え1分当たりに換算(15秒だと4倍、30秒だと2倍)して求められます。

WBGT(暑さ指数)
人間の熱バランスに影響の大きい3要素(気温、湿度、輻射熱)を取り入れた温度の指標です。
4月下旬~10月下旬に、環境省「熱中症予防情報サイト」で予測値(3時間ごと)、実測値(1時間ごと)が公開されます。
詳細は同サイトも参照ください。

最大心拍数
高い負荷を受けた時に心臓が活動できる1分あたりの最大値です。
本件では、「211-年齢×0.64」で計算していますが、「220-年齢」とする考え方もあります。
METs
運動強度の単位で、安静時を1METとして、運動がその何倍の強さであるかを表します。

主観的運動強度(Rating of Perceived Exertion (RPE))
運動を行う本人が感じる疲労度、すなわち「きつさ」を数字で表したもので、自覚的運動強度とも呼ばれます。
6~20の数字で表され、数字の10倍がほぼ心拍数に相当するボルグスケール(Borg Scale)が代表的です。
その他、安静値を0、最高値10とした修正ボルグスケール(New Borg Scale)もあります。
詳細は下表をご参照ください。

Borg Scale New Borg Scale
20
19 非常にきつい
18 これ以上無理
17 かなりきつい 10 非常にきつい
16 9
15 きつい 8
14 7 かなりきつい
13 ややきつい 6
12 5 きつい
11 楽である 4 ややきつい
10 3 ふつう
9 かなり楽である 2 楽である
8 1 かなり楽である
7 非常に楽である 0.5 非常に楽である
6 0 まったく楽である

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